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剣盾よりランクマをはじめたシングル勢

ポケモンSV シーズン18 シングル 最終722位 レート1964 ミライドン軸サイクル

 

お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして、ポラリスと申します。

この度、剣盾ぶりに最終3桁を達成しましたので構築記事に残そうと思います。

誰かの構築の参考になれば幸いです。

 

*月末多忙だったために最終日5日前あたりから潜れておらず、本構築記事で想定している環境が最終日のものとは異なっている可能性がございます。ご了承ください。

 

 

はじめに

 SVランクマが始まって1年半、序盤はテラスタイプの変更が大変だったり、連射コンがないと金策できなかったりで個体育成ができないこともあり、結果を残せていなかった......

というよりもメタゲーム(メタ構築)が得意な自分としては、テラス択や型が多すぎるカイリューが苦手で仕方なかった。

ということで5桁の沼から抜け出せてなかった(最近は潜ってもいなかった)のだが、伝説環境になったことで、自分の得意な環境になるのではと思い、構築を考えることにした。

 

構築の経緯

構築を組むにあたりサイクル構築が組みたいと思い、ミライドンを軸にすることとした。ミライドンはミラーにテラス択を必要とせず、黒バドにも強く出られるミラーコート持ちのチョッキ型とした。

個人的には、受けサイクルよりも攻めサイクルが好きなため、この観点から他のポケモンを考えることにした。

 

まず始めに、ミライドンが苦手な地面を無効にしつつ、広い技範囲とスカーフによって上から圧をかけられる飛行テラススカーフ霊獣ランドロスを採用した。

また、ドラゴンとフェアリーを受けることができ、環境に多いハバタクカミに強く、タイプ一致とんぼ返りを打つことができるハッサムを採用した。

 

次に、ミライドンがパオジアンに圧倒的に弱いので、パオジアンに有利を取れるポケモンが2体は欲しいと考え、初手要因としても使える襷水ウーラオスを採用した。また、無理やりサイクル性能を持たせるために技にとんぼ返りを採用した。

 

次に、ミライドンのハドロンエンジンと相性がよく、壁展開や刺さった場合には圧倒的な制圧力を持つ氷テラスメテビ型テツノドクガを採用した。

 

最後に、ここまでの構築ではムゲンダイナなどの受け系のポケモンがきつかったため、一方的にメタれる鋼テラス隠密マントラティオスを採用した。

 

個体紹介

大半がどこかから調整を拾ってきてるだけだったりします。並びと考え方だけでも参考にしていただけると幸いです。元の調整を考えた方ありがとうございます。

ミライドン@とつげきチョッキ

性格:ひかえめ

実数値:207(252)-x-121(4)-182(84)-154(148)-158(20)

特性:ハドロンエンジン

テラスタイプ:こおり

技:パラボラチャージ, ボルトチェンジ, テラバースト, ミラーコート

 

調整意図

HD 特化ミライドンのエレキフィールド下流星群確定耐え

S    最速霊ランド抜き

余りC

 

パラボラチャージの枠はイナズマドライブと永遠に迷っていた。チャージの体力管理で勝てた試合もあれば、火力が足りないときもあった。本当はとんぼ返りも採用したかったが火力のある交代技ということでボルトチェンジにした。ミラーコートは基本的に読まれないし、打ったタイミングでディンルーあたりに引かれても裏からランドか水ラオスを投げて対処していた。

ディンルーを非常に誘う上に、チョッキディンルーも多かったためにいかに裏で氷テラバ圏内まで削り切るかが重要だったし、交代読み氷テラバも打った。

 

選出率1位

 

テツノドクガ@パワフルハーブ

性格:おくびょう

実数値:155-x-104(188)-169(68)-130-178(252)

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:こおり

技:ほのおのまい, ヘドロウェーブ, メテオビーム, テラバースト

 

ザシザマに刺さっていたりいなかったりする。うまいこと使えばもっと選出できたのかもしれないが上位に行くにつれてどんどん選出が減っていった。

 

選出率5位

 

ラティオス@おんみつマント

性格:おくびょう

実数値:187(252)-x-111(84)-151(4)-132(12)-165(156)

特性:ふゆう

テラスタイプ:はがね

技:サイコノイズ, はどうだん, めいそう, じこさいせい

 

受け構築用に採用した(ならもっといい調整あったはず)。選出したときは基本テラスタルをこのポケモンに切った。鋼テラスでグライオンを完封出来たり、ムゲンダイナを流せたり、ハピラキをごり押したりできる(こともある)。キョジオーンも役割対象だが全く選出されなかった気がする。

一応ラティハッサムの匂わせをしているが効果があったのかは知らない。

終盤に原種ガチグマが増えていたが、ホウオウも対策できるしそっちのほうがいいのでは........

 

選出率6位

ハッサム@オボンのみ

性格:いじっぱり

実数値:175(236)-180(108)-141(164)-x-100-85

特性:テクニシャン

テラスタイプ:ほのお

技:バレットパンチ, とんぼがえり, はたきおとす, インファイト

 

安定のつよつよ一般ポケ。なんかボックスに眠っていたため調整は覚えてないです。ミライドンが誘いがちなゴリランダーに強く、環境トップのハバカミ、パオジアンの対策にもなる。基本的に後発でつららを受けたりしていた。

テラスはほぼ切らなかったが、黒バド用に絶対に悪のほうがいい。

 

選出率4位

 

ランドロスこだわりスカーフ

性格:ようき

実数値:167(20)-193(220)-111(4)-x-102(12)-157(252)

特性:いかく

テラスタイプ:ひこう

技:じしん, ストーンエッジ, テラバースト, とんぼがえり

 

調整意図

HB A-1特化パオジアンの礫最高乱数切り耐え

S   最速

余りA

 

地面の一貫を切るために採用。初手に出すことで相手のミラコラのスカーフを確認出来る。また、初手のパオジアン対面で上からとんぼを打ち、ハッサムか水ラオスにつなぐ動きを何度もした。ストーンエッジは基本的に黒バド軸で出てきがちな、カイリューに対してしか打たなかった。大体当ててくれたので良かったと思う。

 

基本的にテラスタルランドロスかミライドンに切っており、裏まで一貫させられる方に切る動きを心掛けた。

 

選出率2位

 

水ウーラオスきあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

特性:ふかしのこぶし

テラスタイプ:みず

技:すいりゅうれんだ, インファイト, とんぼがえり, アクアジェット

調整意図

火力が足りないと感じたのでA特化

 

こだわっていないのにとんぼを採用している珍しい型だと思う。がエースというよりは削り要因としての起用だったのでこの技構成で十分だった。襷は初手での安定性を持たせるために採用したため、襷を無駄にする後投げも全然した。

 

ミライドンは圧倒的にディンルーを誘うため、ディンルーに有利を取れる点は大いに評価できる。

 

選出率3位

 

基本選出

基本的にミライドン+物理3体のうち2体を選出した。

有利対面を作って交代を誘いつつ、サイクルを回す動きがメインとなるので、初手には十分に気を配った。例えば、パオジアン入りには初手にミライドンは出さないようにしていた。

 

・対コライドン

 上位帯にいくにつれ、使用率では考えられないほどマッチングしなかった。炎テラスがほとんどだったのでランドのテラバか地震かで対応していた。ハバカミには晴れを切らせてランドで上を取るか、ミライドンで対処できる。

 

・対ミライドン

 スカーフ相手には一貫を取られないためにランドのテラスを温存することも考えた。

 初手にスカーフミライドンが来て流星群ぶっぱされると崩壊するので、よほどでない限り初手ミライドンから出していた。ミラー対面は基本的にテラスを切らずミラーコートから入ったが、たまにイナズマドライブ⇒流星の動きをしてくるのでその場合は流星に合わせてテラスを切った。

 

・対黒バド

 ミライドンのミラーコートで倒すことが多かった。カイリューもセットでいることが多かったので、ランドもよく出していた。相手の選出としてはバド+カイリュー+ディンルーなどが多く、ミライドンが黒バドのC+1アストラルビットを耐えれる程度の体力を残す動きを心掛けた。この点ではパラボラチャージが役立った。

 

・対ザシアン

 ミライドンではザシアンに勝てないので、ランドをうまく使ったり、エレキフィールド下のドクガ使ったりなど取り巻きで対処するようにした。

 

・対カイオーガ

 ミライドンでおおむね有利を取れていた。スカーフでも最速じゃなければランドで抜けるので、最速想定で立ち回りつつ、最終的に無理そうであれば抜いてるつもりで立ち回った。が、大体それで勝てたので問題はないと思う。

 

・ゴリランダー

 ミライドン対策によくいた。ミライドンに受け出ししてとんぼでかえって行くことが多かった。相手の交代際にボルトチェンジを打てたら完璧だし、最悪ハッサムで何とかなる。

 

・ディンルー

 このポケモンを倒すか、テラス切らせるかすればミライドンの通りが格段に良くなるので頑張ってちまちま削った。地震にランドを合わせたり、ウーラオスで受けることで無理やり有利対面を作った。

 

・パオジアン

 出てくるときは大体初手なので、(特性の発動順でばれはするが)ランドで上からとんぼを打ち、氷半減勢につないだ。ウーラオスで対面しても襷のおかげで電気テラバを耐えつつ半減できる。

 

重いポケモン

・ホウオウ

 一番相手のテラス択に翻弄された。苦手意識しかなかったので対策必須。

 

・ルギア

 あんまり数としてはいないのだが、吹き飛ばしを持っているためラティオスでも対応できない。

 

・テツノツツミ

 ミライドンさえ残せれば勝てるのだが、ハッサムがいないときはミライドンが削られるときつい。エレキフィールドを枯らすか、ウーラオスの襷を残しときたい。

 

アシレーヌ

 このポケモンがいるだけで初手に出すポケモンが圧倒的に決めづらくなる。ミライドンを合わせれても、地面テラス切ってくる可能性があるので要注意。

 

レンタルパーティー

最後に

久しぶりのランクマでしたが、伝説環境ということもあり楽しくできました。

来期は使用する伝説も変えたいと思ってるので、今から構築記事漁ろうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。レンタルパーティーもよかったら使ってください。

 

 

 

【余談】没ポケモン

ここからは余談となりますので気になる人だけ見てください。あくまで個人の使用感になります。

テツノツツミ

S136とエレキフィールドにただ乗りでき、クイックターンでサイクルもできるために採用したが、ミライドン+ツツミだと相手のチョッキポケモンが非常につらかったため、ウーラオスに枠を取られた。また、パオジアンに打点を持てないのも解雇理由の一つ。

 

オオニューラ

相棒ポケモン。エレキシードでBを上げつつ軽業を発動できるが、フェイタルクローとエレキフィールドの相性が悪かったり、サイクルしにくい点がきつかった。の割に相手にしたらボコられてた。自分の使い方が悪かった説あり。

 

テツノブジン

襷を持たしていたが、思った以上に火力が足りない、つらら落としですぐにひるむので解雇

 

テツノワダチ

当初はミライドンではなくこのポケモンがチョッキ枠だったのだが、ゴリランダーがきつい、ランドもきつい、ついでに地面一貫するなどミライドンと同時に対処されていたのでランドに変わった。ミライドンとハバカミに圧倒的強さを誇る点はいいのだがいかんせん取り巻きがしんどかった。